睡眠障害には、「不眠症」「睡眠関連呼吸障害」「概日リズム睡眠障害」「睡眠時随伴症」「睡眠関連運動障害」などに分けることができます。当クリニックでは、それぞれに適した治療を行っております。
眠れない、途中で起きてしまう、早朝に目が覚める、睡眠の質に問題があるといったお悩みがあり、うつ病で不眠になっている場合は、睡眠薬や抗不安薬だけでなく、抗うつ薬を処方することもあります。
不眠はもちろん、日中の異常な眠気や夜中の中途覚醒も症状として現れます。ただし、睡眠薬を使うと無呼吸が悪化することがあるため、睡眠時無呼吸の可能性がある方は、まず専門的な検査を受けられる医院をご紹介するようにしています。
いわゆる体内時計が狂ってしまう状態で、時差ボケや交代勤務などが原因で発症します。治療としては、睡眠に関する正しい知識を学習し実践してもらうこと、超短時間作用型の睡眠薬を処方することなどが挙げられます。
睡眠中に様々な望ましくない身体現象が起きることを言います。例えば、錯乱性覚醒(うめく、泣き叫ぶ、手足をバタバタさせる)、夢中遊行(夜中に歩いたり何かを始めたりする)、夜驚症(叫び声をあげる)、行動障害(大きい声で話す、壁を殴る、逃げ回る)などがあり、家族から指摘されて初めて気づいたという患者さんも少なくありません。それぞれの原因や症状に合わせたお薬で治療をしていきます。
レストレスレッグス症候群(足がむずむずする)、周期性四肢運動障害(手や足が急に動く)、睡眠関連歯ぎしりなどがあり、正確な診断を行うためには、睡眠ポリグラフ検査が必要となります。また、お薬による治療が有効です。
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